前回はTomcatにおけるクラスローダの全体像を書いた。今回はクラスの参照可否性について説明したい。クラスの参照可否性とはクラスローダがクラスを読み込むことができるかどうかの条件で、少々複雑な内容になる。
前回説明したクラスローダの階層と今回説明する参照可否条件まで知っておけば、クラスローダに起因する問題には大部分対応できるハズだ。今回はサンプルコードを元に説明したい。
続きを読む »JavaベースのWebアプリケーション実行環境Tomcatをターゲットとしたアプリケーションを開発していたときのこと。一部のロジックをmainメソッドから実行できるように変更した。そして、いざ実行してみるとこれまで読み込めていたプロパティファイルが読めなくなってしまった!
なぜこんなことになってしまったのか?原因はよくある単純ミスだったけど、よくよく調べてみると衝撃的な事実を知ることに・・・。
続きを読む »Javaで記述されたJavaScriptの実装「Rhino」。シンメトリック社内の勉強会(檜山研)の1つ「JavaScript」チームでは、JavaScriptの学習にRhino(GUIで操作できるRhino JavaScript Debugger)を使っています。
講師の檜山さんが、Rhinoについての解説のなかで「RhinoはJavaScriptの処理系だけども、全てJavaで記述されているからJavaのクラスを使うこともできる」とコメントしていました。 RhinoでJavaのクラスを使った短いコードを試してみたりもし、そのときは正直「へ~」と感心する程度の認識だったのですが・・・。その後、しばらくしてRhinoでJavaクラスを使うことが実に手軽で便利と思うことがありました。今回はその使い方について説明します。
続きを読む »Javaアプリケーションサーバーを使っていると、OutOfMemoryErrorに遭遇することが時々ある。最近はサーバーの物理メモリサイズが2GBを超えることもあるのに、やっぱりこのエラーは発生する。
OutOfMemoryErrorは文字通り、メモリが足りないという意味だ。だけど、当然ながら物理メモリを増設する必要があるというわけではない(本当にそうするしかない場合もあるけど・・・)。通常はサーバーチューニングやアプリケーションロジックの見直しでこのエラーに対処する。
今回はそのうち、アプリケーション側の原因によって発生したOutOfMemoryErrorをターゲットとし、アプリケーションの見直しにより対処する方法について話したいと思う。
続きを読む »どんなプログラム言語でもそうなのですが、マルチスレッド下でプログラムを組むときは、シングルスレッドとは違うところに色々気を使わないといけません。 今回は、Javaマルチスレッドプログラムでは基本的なことですが(自分だけかもしれませんが)よく忘れて、不可解な動作に首を傾げてしまうポイントについて説明していきます。
続きを読む »弊社製品ラウンドアバウトが先日正式リリースされた。僕はラウンドアバウトの開発メンバーだったから、やっと完成したという大きな達成感がある。
しかし、その開発期間を思い起こしてみると、C言語特有の問題に直面し、実に苦労すること多かった。ラウンドアバウトはApacheモジュールなので開発言語はC言語となる。C言語で書くと実行速度が速くなるメリットもあるけど、文字列の概念がなかったり、ポインタによるアドレス指定が必要だったりと、プログラミングに注意が必要となる箇所も多い。
その内の一つがラウンドアバウトのキャッシュ機能を開発していた時に発見した不具合だ。ほとんどの画像ファイルは正しくキャッシュされるが、一部のファイルだけキャッシュされないという現象が発生。重要な機能だし、何が何でも解決しなければならない・・・。
あれこれ調べた挙句、特定の画像のみ、NULL文字に起因して発生する現象だと分かった。
続きを読む »今回は以前JavaでWebアプリケーションを開発した際に遭遇したJavaMailに関しての対応策とその原因の調査結果を書きます。 対策は簡単だったのですが、原因は調査するにつれ込み入った話であることが分かりました。
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